学校の概要
■所在地
名古屋市東区矢田南四丁目4番1号
■URL
https://www.nagoya-c.ed.jp/school/yada-e/
■学校規模 ※2021年5月1日現在
児童数 457名
学級数 17クラス
■学校紹介
2021年で開学87年を迎えます。近隣には、バンテリンドームナゴヤや大規模商業施設があり、また、図書館や文化小劇場などの公共施設、大学や私立学校、国立大学法人附属小中学校が集まり、活気に満ちた文化的・文教的な学区です。
当地域は防災・防犯への意識が高く、PTAの活動も充実しており、皆で児童を温かく支えています。また、活発に行われる地域行事にも児童が楽しく参加しています。
最新の記録
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2022.06.17
学びのコントローラを勇気をもって子どもに渡す
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2021.12.15
3年生の仕事に関するプロジェクトがゴール!!② (3年生が取り組むプロジェクト型学習の紹介)
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2021.12.01
3年生の仕事に関するプロジェクトがゴール!!①( 3年生が取り組むプロジェクト型学習の紹介)
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プロジェクトの概要
実践テーマ
自分で考え、人と学び合い、わくわくしながら進めよう!
-PBLとタブレットPC活用を核とした、学びの個別化・協同化・プロジェクト化-
本校では、「子どもが自ら問いを立て、見通しをもって課題に立ち向かっていく力」を育てていきたいと考え、下図を重点として「わくわく学習」に取り組んでいます。「わくわく学習」とは、わくわくする気持ちを原動力に、子どもが主役となり、主体的に学ぶ学習です。
※ PBL(Project Based Learning)は、子ども自身が課題を設定し、課題解決のための計画を立て、探究し、成果を発表する探究的な学びです。
主な実践内容
① 探究的な学び(PBL)を重視した総合的な学習の時間・生活科の実践
子どもが「知りたい!やってみたい!」というわくわくする問いを自ら見付け、自分の力でやりとげる探究的な学びをめざしています。民間事業者(NPO法人日本PBL研究所)のサポートを受けながら、児童同士の学び合いや、伴走者としての教師の支援の在り方を工夫しています。
② タブレットPC一人1台を効果的に活用した教科学習の実践
児童が一人1台のタブレット端末を使い、自分に合ったわくわくする方法やペースで主体的に進める学びをめざしています。基本的な学習の流れは、以下の通りです。
③ 実践を通して大切にしていること
■子どもの自己選択・自己決定を重視し、教師は、学びのアドバイザーやファシリテーターとしてかかわります。
■タブレットは、文房具の一つ(=道具)としてとらえ、子どもが主体的に使うことを、教師がサポートします。
プロジェクト連携事業者
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NPO法人日本PBL研究所
校⾧メッセージ
本校では、「自分で考え、人と学び合い、わくわくしながら進めよう!」という目標を掲げ、これをめざした学びを「わくわく学習」と呼んでいます。「わくわく学習」では、「探究的な学び」と「タブレット端末の効果的な活用」を重点とし、子どもがわくわくする気持ちを原動力として、主体的に取り組むことを大切にしています。
授業を進めるに当たっては、民間事業者(NPO法人日本PBL研究所)のサポートを受けながら、従来の教師が教える授業から、子ども主体の学びへの転換を図っています。子ども主体の学びでは、子どもが自分なりの見通しをもち、方法やペースを自己選択・自己決定しながら学習を進めます。教師の役割は、伴走者として、子どもをサポートすることです。また、学校が社会とシームレスな学びの場となるよう、企業や専門家とのかかわりを積極的にもつようにしています。
このようにして、未来をたくましく生き抜く力を育てたいと考えています。
名古屋市立矢田小学校 校長 藤谷 浩一(ふじたに こういち)
事業者メッセージ
プロジェクト型学習は、子どもたちがよりよく生きていくために必要な能力を獲得し、他者とともによりよい世界を創るコミュニティの一員として成長していくための学習方法であると確信し、2007年にNPO法人日本PBL研究所を設立しました。プロジェクト型学習の日本への紹介・普及を通して子どもたちに探究の楽しさを伝え、「学びから始まる」教育改革の一翼を担うことをめざして活動しています。
2019年度より3年間、矢田小学校においてプロジェクト型学習の推進を支援してきました。プロジェクト型学習を通して、子どもたちは多くのことを自分たちで考え、見通しをもって取り組み、互いに学び合っています。
この主体的な学びを広げていくために、令和4年度から矢田中学校区(矢田中学校・砂田橋小学校・矢田小学校)においてプロジェクト型学習が推進されることになり、引き続き支援をしていきます。主体的な学びを小学校から中学校へと広げ、深めていった先に、子どもたちのどのような姿が待っているのだろうと考えるだけでワクワクしています。
NPO法人日本PBL研究所
理事長 市川 洋子(いちかわ ようこ)
主任研究員 東條 さおり(とうじょう さおり)
このページは令和4年4月現在の情報に基づきます。