名古屋市教育委員会では教育改革を市全体で推進するため、「NAGOYA School Innovation(ナゴヤ スクール イノベーション)」と銘を打ち、子ども一人一人の興味・関心や能力、進度に応じた「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を推進しています。
人生100年時代やSociety5.0(ソサエティー5.0)という新たな時代が到来するといわれて久しくなりました。現代でも、グローバル化や少子高齢化、ICT化が急速に進展し、私たちの暮らしや価値観などが大きく様変わりしています。また、近年、SDGsという言葉をよく耳にしますが、世界が国際協調により取り組むべき社会課題も数多く存在しています。
このような今と未来を生きる子どもたちには、激しい社会の変化を前向きに受け止め、先の見通せない状況の中でも、たくましく、しなやかに変化や逆境を乗り越え、よりよく自らの人生を切り拓いて欲しいと思います。
そのためには、子どもたちが自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、行動し、そして多様な立場の者と協働しながら新たな価値を生み出していく、そのような資質・能力を育めるように、学校教育をイノベーションしていくことが必要です。
「NAGOYA School
Innovation(ナゴヤ スクール イノベーション)」では、社会が劇的に変化する中で、自らの可能性を最大限に伸ばし、人生をたくましく生きていく「なごやっ子」を育成するために、学校がすべての子どもにとってよりよい成⾧の機会となるよう、子ども一人一人の興味・関心や能力、進度に応じた「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を推進しています。
名古屋市教育委員会では、NAGOYA School Innovation(ナゴヤ スクール イノベーション)を「授業改善の推進」、「環境整備」、「広報・啓発」の三つの観点から一体的に推進しています。