ICTを利用した保育「KitS」について、各園合同研修(オンライン)を実施しました
本日、ICTを利用した保育「KitS」について、プロジェクトに参加されている5園全園での合同研修を開催しました。
「KitS」とはiPadを利用して子ども達の自己肯定感を高めながら、創造力、チームワーク力、ICT活用力を育むICT教材です。名古屋市では園児自らの興味関心に基づいた新しい遊びを誘発する環境づくりの一環として採用しています。
参加している5園の先生たちがiPadを各自持ってオンラインで参加し、新しいアプリの使い方を学んだり、各園での実践状況の共有などを行いました。
コロナ禍の中で初めてオンライン形式を利用した全園合同研修でしたが、ICTで制作した制作物をプリントアウトし壁面掲示の一部として活かした事例やiPadを使う際のお約束を決めて掲示するなど、具体的な活用事例の共有を積極的に行っていただきました。また、オンラインの画面に合わせて先生方も手元のiPadで一緒にオリジナルのすごろくを制作したり、iPad上でお絵かきをしたりと、とても活気のある研修となりました。
こちらの研修では幼児教育の専門家である愛知淑徳大学の佐藤教授もご参加いただきました。保育内でのICT活用について、ICTはあくまでも道具であるということを子どもたちも実感することが大切である点や、そのためには先生自身がICTを使いこなしていくことが今後の発展的な道具としての活用のキーになる、まずは先生も楽しんで使って欲しい、などのアドバイスも頂くことができ、非常に有意義な研修になったのではないでしょうか。
幼稚園プロジェクトでは、名古屋市立の幼稚園が子どもたちにとってより良い環境となるよう、先生たちが頑張ってくれています。
今後は、ドキュメンテーションなどの活用状況も投稿していくので、楽しみにしていてください。