生徒が参画し、新しい制服を決めています
2021.10.01
本校では、学校を生徒の社会的自立を育む重要なフィールドと考え、行事の企画運営や制服・校則の見直しなど、教員も生徒も同じ学校の創り手と位置づけて学校改革を進めています。その改革の一つとして、生徒が参画し、新しい制服を決めています。
はじめに、生徒会役員が教職員の投票で決まった制服メーカーのデザイナーと話し合いを重ね、多くの制服の中から5タイプに絞り込みました。各タイプを推している生徒が、こだわりポイントをまとめた資料を作成し、大型ディスプレイで全校生徒へ紹介しました。
大型ディスプレイで全校生徒へ発信
生徒が選んだ5タイプ
次に、生徒が制服ファッションショーを企画しました。制服メーカーのデザイナーと打ち合わせを重ね、それぞれの制服の良さが伝わるように工夫しました。コロナ禍で全校生徒が集まれなかったため、体育館でのショーをライブ中継しました。全校生徒は、ショーを観ながらタブレット(ロイロノート)で投票し、2タイプに絞り込みました。さらに、在校生・在校生の保護者・来年度入学予定の児童の保護者・教職員で決選投票を行い、新制服を決定しました。
今後、ブレザーボタンのデザインを、生徒から募集した候補から決めます。また、生徒が主体となってTPOに合う服装や着こなしを考えるとともに、新制服に相応しい靴・靴下・シャツ・鞄について話し合う予定です。
このような取組を通し、「自主・自立・自律・自治」の力を育みたいと考えています。
生徒が考えた八幡中オリジナルデザイン