令和3年度初めての公開授業
2021.10.20
10月20日に個別最適な学びを実現するための自由進度学習(山吹セレクトタイム:YST)の公開授業が行われました。
校長先生から、実践のねらいと進捗状況、授業の見どころについて説明の後、70名ほどの参観者が公開授業を行う12学級を参観しました。
子どもたちも、いつもとは少し違う雰囲気の中でも、集中して学びに向かう姿を見せていました。公開していない学級でもYSTに取り組んでおり、参観者が公開授業かと間違えて教室に入ってしまうほど、学校全体で取り組んでいる様子をご覧いただけたと思います。
研究協議では、岩本教諭より、現在の文科省が目指していることの確認と、自由進度学習の解説や山吹小学校の教員の取組について説明がありました。その後の参加者同士で話し合う時間は大変活気に溢れ、円卓には、多くの感想や疑問が記入され
・学びに向かえない子に対してどのようなアプローチをしているか
・振り返りと自己評価をどのように行っているか
・教員の価値観を変えるためのプロセスを教えてほしい
・先生の準備が大変そうだが実際はどうなのか
・このような実践をスタートする時にどのような声掛けをしていけばよいのか
など、数多くの質問をいただきました。
コロナ禍を経てやっと実現できた公開授業ではありましたが、多くの学校の実践に繋がるための良い時間となったと感じています。参観者の方々からいただいた声をもとに、引き続き研究して参ります。
↑活発な意見交換の様子
※本事業で設置に至った、体育館のプロジェクターとモニターも活用されました。