自由進度学習の様子
2021.07.31
山吹小学校では4月から、個別最適な学びを実現するために、自由進度学習について研究を積み重ねています。この研究は、教職員の個性や子どもたちの現状に合わせて、スタートのタイミングや内容について、それぞれに任されています。研究の内容は、常に共有しているものの、以前から自由進度学習にチャレンジしていた先生と、今年度初めて知った!という先生も、それぞれのペースで研究を進めているという、まさに先生が主体的に研究を進めています。
YST(山吹セレクトタイム)という自立学習の時間を楽しみにしている子が増えてきました。1時間の中で1教科に関して自由進度学習を取り入れている学級、1時間の中で国語・算数・社会・理科のいずれかを選択して学習を進める学級があります。これは、子どもの発達段階に応じて行っています。
最初は、どうしたら良いのか分からずに「こんな進め方で良いのだろうか」「子どもたちの進度をもっと効率的に確認するにはどうしたら良いのだろうか」「ひとりひとりに丁寧に関わり学習進度を見取るにはどうしたらいいのだろうか」などと不安を感じていた先生も、実践を一つ一つ積み重ね、子どもたちの生き生きとした姿を徐々に引き出しています。
YSTとふれあい活動での学習を繰り返すことで、どのような力が身に付いていくのかなど、今後検証していく予定です。