教育の専門家の質問に堂々と答える矢田っ子③
前回(教育の専門家の質問に堂々と答える矢田っ子②)に引き続き、10月22日(金)の研究発表会の意見交換会の様子についてです。最後は、参観に来られた名古屋市内の学校の先生方からいただいたご意見をお伝えします。
動画作成グループに着目していましたが、男女の意見が合わず、1時間喧嘩状態だったようです。担任の先生は、「何がしたいか」「どうしたいのか」と聞き、サポートに徹していて、子どもの主体性を大事にしていました。子どもの振り返りには、「けんかしちゃった。だけど総合の時間は楽しい。最終的に5年生を楽しませるという目標を意識して、うまくできなくても最後には楽しんでもらえばうれしい。」と書かれていました。(3年生の授業を参観した教員)
![教育の専門家の質問に堂々と答える矢田っ子③ 画像1](https://nagoyaschoolinnovation.city.nagoya.jp/uploads/school_contents/20220331/yada_img24.png)
問題解決に子どもたちがどのくらい意識があるのか聞いてみました。なぜローソンを選んだのか、なぜペープサートにしたのかと聞くと、「ローソンにしたのは、自分がよくローソンを利用するからです。」「ペープサートにしたのは、自分が実際にローソンに行ったときの様子を表現したかったし、見せたかったからです。」「絵を使うより写真を使う方がみんなに伝わると思ったからです。どの写真がよいかみんなで考えました。」という答えが返ってきました。(2年生の授業を参観した教員)
話したくてしょうがないという姿から、主体的な姿が見て取れました。従来の生活科の学習とは違って、子どもたちが進んでやりたいように組まれていました。「ふれる」と「問いの設定」で、「どうなっているのだろう」と子どもの中に問いが設定されれば、主体的に学びに向かっていくのだと思います。(2年生の授業を参観した教員)
![教育の専門家の質問に堂々と答える矢田っ子③ 画像2](https://nagoyaschoolinnovation.city.nagoya.jp/uploads/school_contents/20220331/f4f7d269852d4fa48efae958bfe2e29b.png)
2月にはわくわくフェスタ・わくわく授業参観で、児童は自分たちの学びについて保護者に発表します。さらにバージョンアップした子どもたちの姿が見られるのではないかと、今からわくわくしています。
なお、研究発表会での授業の様子は、名古屋市立矢田小学校のウェブサイト(https://www.nagoya-c.ed.jp/school/yada-e/model-school.html)の「スクールイノベーション事業>2021年>研究発表会>各学年の「わくわくサポートプラン」及び「学習指導案」をご覧ください。