NAGOYO School Innovation

名古屋市立矢田小学校

活動の記録

戸田市立喜沢小学校と合同で教員研修を行いました

2021.07.28

 矢田小学校では、2019年度からプロジェクト型学習に取り組みはじめ、今年で3年目を迎えます。毎年、夏休み期間を利用して、NPO法人日本PBL研究所主催の研修・ワークショップを行い、学校全体でプロジェクト型学習の理論や、児童の学びの支援(ファシリテーション)等について理念共有を図っています。
 今年度は、取り組みが進むにつれて、実践面で様々な課題が出てきていることから、同研究所コーディネートのもと、7月28日に、2020年度からPBL(プロジェクト型学習)に取り組む戸田市立喜沢小学校(埼玉県)と合同で、教員研修を実施しました。
 オンラインで開かれた同研修では、はじめに両校校長が挨拶し、次いでそれぞれの実践概要を全体共有しました。その後、両校の教員が4つのグループ(1-2学年、3-4学年、5-6学年、特別支援)に分かれて、情報交換・交流会を行いました。
 「外部連携ではどういったことをしていますか」「評価の仕方を教えて欲しい」「子どもの多様な活動をどのように支援していますか」など、互いに実践を紹介し、質問やアドバイスをし合う中で、どの教員も「こんなやり方があるのか」と視野を広げたり、「悩みは同じ」と安心感を抱いたり、そして何よりも同じように目標に向かって取り組む他校の存在を知り、今後の実践への意欲と期待を高めているように感じました。中には、当日に児童同士の交流にまで話題が及んだ学年もあり、今後の展開が楽しみです。
 今回の研修で出会えた喜沢小学校とのつながりを大切にし、今後も二校で連携・交流しながら、プロジェクト型学習の取り組みを推進していきます。

当日の高学年グループのオンライン会議システムの画面 画像1
当日の高学年グループのオンライン会議システムの画面 画像2