NAGOYO School Innovation

名古屋市立矢田小学校・名古屋市立砂田橋小学校・名古屋市立矢田中学校

活動の記録

矢田中学校におけるプロジェクト型学習の取組について

2022.09.26

 矢田中学校では今年度から新たにプロジェクト型学習(PBL)の実践に取り組みはじめました。これまでに取り組んできた総合的な学習の中で見られる生徒の良さをさらに引き出せるようプロジェクト型学習の要素を大きく取り入れる事に挑戦しています。また、生徒の学び方だけでなく、先生方の指導方法も工夫し、実践を通じて明らかとなる成果や課題を他の学校の先生方にも共有しながら、多くの先生方と一緒に新しい教育のあり方を探究していきたいと願っています。
 先生方にとっては、新しい指導方法に取り組むうえで、自分自身の教員としてのキャリアの積み重ねの中で形成されてきた教育観、指導観の切り替えを求められることになります。そのため、生徒の主体的な学びを引き出す指導への変換は、プロジェクト型学習を導入する総合的な学習の時間にとどまらず、各教科の教科指導においても必然的に影響が生まれてくることが期待されます。
 校長先生は、生徒自身が学びの楽しさや嬉しさを実感し、心躍らせて学びと向き合う姿が生まれてくることを目指しています。生徒が主体的な学びの中から「自分達で実際に地域を歩いて今まで気付けなかった課題を見つけることができたことが楽しかった」「一人一人の行動が大きな課題の解決につながることが実感できて嬉しかった」というような新たな学びや新たな発見から達成感や成就感を味わい、次の学びへの意欲につながっていくことを願っています。この思いは、すでに職員全体に共有され、10月からの本格的な取り組みに向けて着々と準備が進んでいます。
 今年度の矢田中学校のプロジェクト型学習では、グループによる活動が中心に位置づけられています。生徒たちがグループで協働する力を発揮する機会を数多く経験することで、学習の面にとどまらず学校生活全体においても良い影響が生まれることでしょう。

プロジェクト学習の取り組み
プロジェクト学習の取り組み
プロジェクト学習の取り組み
プロジェクト学習の取り組み
プロジェクト学習の取り組み
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