ICTを活用した高校の授業実践(富田高等学校)
富田高校では各教科の授業においてICTを積極的に活用し「主体的・対話的で深い学び」を目指した授業を行っています。11月22日の公開授業では、数学、国語、英語、音楽、情報、社会の授業が公開されました。
数学B
前時に学んだ等差数列の応用問題をグループで教え合いながら取り組みました。ロイロノートの資料箱には授業の全ての内容が収められており、生徒は必要に合わせて活用できる環境になっています。授業では、共有された解説を見ながらつまずいたところを効率よく教え合う姿が見られました。
↑(数学)ロイロノートを活用した数学の授業
現代文B
印象的な表現とは何かを学ぶために、ロイロノートを活用して生徒同士でプリントを共有し、お互いが考えた様々な表現に気づくことができていました。また、お互いの評価を書き込んで共有することで、他者評価を席から離れることなくクラス全体でスムーズに行うことができていました。
英語表現Ⅱ
将来の職業について自分の考えを英語で表現し、ディベートに取り組みました。この時間までに日本語と英語で立論・反論・まとめをロイロノートで提出し、先生があらかじめ添削した状態で授業が始まりました。原稿を共有して審判することで聞き逃しも戻ることができ、全員が集中してディベートに取り組んでいました。
コミュニケーション英語Ⅲ
単元である「古代ローマ人が公衆浴場を好む理由」を読み取り、ロイロノートの機能を活用してグループで討議した内容をまとめました。「生徒間通信」を利用するルールをあらかじめ共有し「解答共有」をオンにすることで、各グループの意見をクラス全体での共有することができていました。
音楽
コードの構成や響きを学習し、作曲に挑戦しました。一人一台キーボードに向かって作曲に取り組む中で、困った時にロイロノートの「資料箱」からコードの基本的な構成やヒントを参考にしたり、「共有ノート」で他の生徒が製作しているノートも参考にしたりしながら取り組むことができていました。
↑(音楽)ロイロノートを使用した作曲の授業