ICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」の実践(緑高等学校)
高等学校マッチングプロジェクトでは「生涯にわたって能動的に学び続ける生徒の育成」をテーマに、ICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指しています。
11月2日には緑高等学校で、国語・世界史・数学・化学・コミュニケーション英語・体育の授業でICTを活用した授業実践を公開しました。
■国語
各グループで漢詩に描かれた情景をパワーポイントを用いて描いてもらいました。その後、調べた内容を説明しあい、良かった点、改善点を共有しました。
■世界史
アジア諸国の改革と民族運動の目的や進展について、グループで考えをまとめてもらうことにより、歴史事象の根幹について考え、歴史学的な事象の見方を身につけました。
■数学
三角比に関する問題について、ペアで話し合いながら解法のポイントがどこにあるのか明らかにしました。また、そこから導き出された正弦定理について、GeoGebra(グラフソフト)を使って定理の意味や成立を確認しました。
■化学
事前の動画配信によるインプットに基づき、グループごとに協力しながら問題を解きました。ロイロノートを使ってその回答を共有し、他のグループと比較するとともに、模範解答例と比較することにより、主体的な学びの実践を行いました。
■コミュニケーション英語
4人グループになり、CalaboMX(英語学習支援ソフト)を使って同時通訳を体験しました。その上で、新出単語の学習や内容の正誤問題に取り組み、グループで共有し、協働学習を進めました。
■体育
テニスのストローク練習にあたり、まず前回の自分の動画と手本動画を比較し、気付いた点をワークシートに記入しました。次に、ストローク練習を撮影し、前回の自分の動画と比較して、改善された点をワークシートに記入する等、自己分析しました。