野跡小学校と稲永小学校の2校間をつないで行うオンライン授業は、今年度は5年生と6年生の理科の授業で行われました。同じ実験を2校で同時に行い実験結果のデータの量が増えることで、考察の幅を広げることができました。また、電子黒板に両校から書き込むことで考察の深まりが生まれました。

↑2校間をつないで行うオンライン授業の様子

　実際に、子どもたちに授業の感想を聞くと「2校合同で授業をやると色々な考えがあることがわかって面白い」「実験結果が見比べられて一緒に勉強していると思うと嬉しくて勉強を頑張ろうと思えた」という声が聞かれました。また、野跡小学校と稲永小学校は中学になると一緒に学ぶ仲間であることから「中学校で出会うことが楽しみになりました」「中学校に行くことがワクワクしてきました」という声も聞かれました。

　このオンライン授業は特別支援学級でも行われました。お互いの図工の作品を画面に映して見せあったり、しりとり遊びを楽しんだり、楽しく交流ができたそうです。

　オンラインを活用した２校間交流は、子どもたちの「学びは楽しい」「人と話すことは楽しい」という想いを引き出し、学びに向かう力を育んでいます。