レゴランドⓇ・ジャパンでの職業体験
1月27日、野跡小学校6年生約20人が港区金城ふ頭にあるレゴⓇ ブロックのテーマパーク「レゴランドⓇ・ジャパン」を訪問し、職業体験をさせていただきました。「レゴランドⓇ・ジャパン」は野跡小学校の学区内にあり、遊びに来た事のある児童も沢山いましたが、「仕事」という視点で見学・体験できる貴重な機会となりました。
当日は4チームに別れて学習しました。A・B班の児童は、まず「サブマリン・アドベンチャー」の見学をしました。まずは乗車体験をさせていただき、お客さんの目線で目一杯楽しんだ後、バックヤードに入らせていただきました。
↑サブマリン・アドベンチャーの乗車体験
アトラクション内の水槽では、200種類3000匹の魚を飼育しており、魚たちが健康に生活しています。そのために、海の水ではなく塩水を作り、濾過して、紫外線等で殺菌して最適な環境を維持している事や、週二回2時間かけてアトラクションの水槽内を、ダイビングスーツを着てモップや特製の掃除機を使って掃除する事等を教えていただきました。
次に「シーライフ名古屋」の見学をしました。
シーライフ名古屋では、実際に魚の飼育や治療を行っている現場を見せていただきました。飼育している魚すべてに餌が行き渡っているか気を配りながら餌やりしている姿や、怪我をしたりして弱っている魚を治療している部屋を見学しました。餌であるエビや野菜、小魚はすべて人間も食べられる品質のものを用意してあり、沢山のスタッフの方の気遣いと努力で魚たちの環境が維持されている事を学習しました。
↑シーライフ名古屋を見学する様子
一方、C・D班の児童は、レゴランドⓇ・ジャパンのシンボル「オブザベーション・タワー」をレゴⓇ ブロックで作るワークショップで職業体験が始まりました。C・D班のみんなは、スタッフ方のサポートのもと、続々とタワーを完成させていきました。完成させた後は、みんなで、お客様は行わないワークショップ会場の片づけを行いました。8分かけて片づけを行いましたが、スタッフの皆さんは1分弱で行う作業と聞き、児童みんなびっくりしていました。
↑ワークショップの後片付けの様子
事前学習でまとめた質問を質疑応答の時間に留まらず、スタッフの方の説明の合間に次々と質問をする事ができました。本来なら聞き出せないようなお話や、学生時代取り組んだスポーツや大学で学んだ事のお話なども聞くことができていました。
今回の見学では、自分たちの住む地域にこれだけたくさんの人が働く企業がある事、そして一つの企業の中にも多種多様の職種があって、多くの人が協力し合って一つのテーマパークを動かしている事を目の当たりにすることができました。子ども達にとって地元にある会社を知り、地元での仕事の可能性を知る事ができ、明るい未来に向け大きなモチベーションを得る機会になったのではないでしょうか。
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